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『君がいる、いた、そんな時。』上映前トークショー/広島国際映画祭2019≪おぼろがきレポート≫

時間ができたからこそ生まれた感動

 今作の制作秘話で特に印象に残ったのは、撮影トラブルのため、少し時間が経ってから同じシーンを追加撮影をすることになったときのエピソードです。

 迫田監督は「そのときの芝居もOKだったが、時間が経つにつれて〝もしかしてちょっと違うんじゃないか〟と思い始めた」物語と人物の感情の動きを考え直すように。
 そうして、いざ追加撮影のリハーサルを始めると、小島さんのお芝居に変化が。「芝居変えた?と聞くと、変えた!っていうんです。…勝手に(笑)でもそれが、本当に確かに〝そう〟だったので、感動的だった」と当時の心境を明かしました。
 


キャスト大集合!

 トークショーの最後には、カヤマ役・坂本いろはさんをはじめ、末武太さん,山本正大さん,渡邊海瑠さん,吉元宏介さん,下村拓巳さん,アイリン・サノさん,山本偉地位さん,そして、音楽を担当したウサギバニーボーイさんとkneeeeeeさんも登壇。キャストが大集合しました。
 残念ながら、キシモト役のマサマヨール忠さんは来られなかったため、坂本さんがマサマヨールさんからのメッセージを代読しました。
 


マサマヨール忠さんからの手紙(一部抜粋)

 キシモト役のマサマヨール忠です。
僕はキシモトと同じで日本とフィリピンのハーフです。

 去年の夏、僕は東京から広島まで撮影に来ました。
 初めての撮影で不安もありましたが、自分自身に何が起こるのかワクワクしていました。
 朝早くからスタッフさんが作ってくれた朝食が温かくておいしかったので、元気をもらい、楽しく撮影できました。

 先日、完成した映画を見せてもらい本当に感動しました。
こんな素敵な映画の一員になれるなんて、僕にとって一生忘れることのできない経験です。
 どうか一人でも多くの人に、この映画を見てもらえように祈っています。